基礎練習の定番リップスラー。
「リップスラーは大事」と言われて、練習している人も多いと思います。
が、練習して上達を実感できましたか?
「練習してるだけ」になっていませんか?
リップスラーの目的や正しい練習を知れば
「うまくなった(かも!!)」と実感して、ますます日々の練習が楽しくなります。
リップスラーの効果と練習意識
リップスラーの効用はたくさんあります。
・バテなくなる
・滑らかに倍音を移動できるようになる
・ブレスコントロール
・アンブシュア、アパチュアのコントロール などなど
しかしながら
正しく練習しないと効用は得られません。
わたしの考えるリップスラーのポイントはふたつ。
○焦らず丁寧に
○音と音の間を意識する
では、具体的な練習方法です。
リップスラーの練習方法
1ポジションB→Fでリップスラーをするとして BからFに音が変わるとき
音の太さを変えたり
音が途切れたりしないよう ブレスのスピードや太さに注意してほしいです。
BもFも
単音ならば簡単に音が出ますから
リップスラーでも、思わず「吹いてしまう」のですが
リップスラーで大切なのは「音の間」です。
わたしは
音の間がスロープで繋がっているようなイメージで練習しています。
(階段になったり、次の音にワープしないように)
たとえリップスラーで次の音が出せなくても
音の間を大切に
ゆっくり丁寧に練習すれば いつかキレイなリップスラーができます。
また「音の間を練習する」ことで
リップスラーになっていなくても
前述の効用が得られると思います。
音符を吹いてしまうと効果は半減です。
解説動画もあわせてご覧ください
YouTubeで動画を公開しています。
文章とあわせて、動画をご覧いただくとより理解が深まるかと思います。
よろしければ是非ご覧ください。
おまけ(F管のリップスラー)
最近のお気に入りリップスラーは「F管の倍音」です。
CとF、HとEなど。
B管のリップスラーばかり行っていたので
F管難しいです(;^_^A
「難しいけど、楽しい!」と思って練習できたら
最高ですね♡